暑くなってきました。熱中症対策、してますか?
gamba流(ル)編集部の大島克之です。
景気も上向き傾向と言われるようになり、「新卒学生の就職活動は売り手市場」なんていうニュースも耳にするようになりました。
8月に入ると大学4年生の就職活動もクライマックスを迎えることになりますが、優秀な人材はどんどん大手の一流企業へと流れていってしまったりと、中小企業の方々にとっても優秀な人材獲得は軽視できない課題の一つです。
そこで今回は広告会社(中小企業)あがりの大島が、採用面接で良い人材を見抜くポイントについて経験から学んだ成功例をご紹介いたします。
特に中小企業の経営者の方や人事担当の方には、お役に立てる内容だと思います。
失敗を続けたその原因は、実はこんなところにありました。
皆さんは面接の時、どんな点を重視していますか?
私が重視して失敗した点、それは・・・
スキルを重視すること!
面接をするようになった最初の頃、スキルは採用の有無を判断する最重要ポイントでした。
しかし優秀な人材であればあるほど、実は自分の会社(中小企業)でなくても、他の会社でも十分能力を発揮できる力を備えています。
中小企業の私の所に面接に来て下さった人たちのスキルを重視したところで、その人たちは他社でも採用通知を得たりしているのです。
また中小企業なだけに労務管理も大手と比べると不十分。スキルの高い人材が他の会社を選んでしまう要素も自分の会社には沢山ありました。
そこでスキルを重視するという考え方を否定してみました。
と割り切ることにしたのです。
面接に来る以上は「多少のスキルや興味はあるだろう。」この程度に抑えることにしました。
これは相当悩みました。
悩みぬいた結論は、採用判断の要素を「スキル」から「スタンス」へと切り替えることでした。
長い将来に渡って活躍する人材に求められるもの(スタンス)とは何か?
これも相当悩みました。
そして開発したのが、次に紹介する「ヒヤリングシート」です。
A4用紙たった1枚に、次のことを30分間で書いてもらうだけです。
皆さんもぜひ、試してみて下さい。
自分で書くと、この質問の真意が見えてきます。
問題はQ2とQ3になりますが、 どう思われますか?
一度試してみると分かりますが面接の時にスキルは低くても、履歴書からは読み取れない意外な一面が見えて来てきます。
30分間かけて書いて頂いたA4版ヒヤリングシートを見て、何を判断すれば良いのでしょうか?
判断材料は会社の方針によって変わると思います。
ですから採用の判断は、その会社により異なって構わないのです。
「自立心」 「向上心」 「責任感」 この3つのスタンスには次の意味が含まれています。
そんな野望に燃える人材には、最低限備わっていなければいけないスタンスなのです。
この3つのスタンスが備わる人材は、管理者の皆さんの力となり会社の業績の拡大、そして新規事業の立ち上げなど様々な面で活躍してくれます。
次回はこの「3つのスタンスの意味」について、もう少し細かく解説しながら、この「たった1枚のA4版ヒヤリングシート」が入社後にどのような効果を発揮するのかを説明したいと思います。
この記事の投稿者: 大島 克之
gamba流(ル)編集部の大島克之です。
景気も上向き傾向と言われるようになり、「新卒学生の就職活動は売り手市場」なんていうニュースも耳にするようになりました。
8月に入ると大学4年生の就職活動もクライマックスを迎えることになりますが、優秀な人材はどんどん大手の一流企業へと流れていってしまったりと、中小企業の方々にとっても優秀な人材獲得は軽視できない課題の一つです。
そこで今回は広告会社(中小企業)あがりの大島が、採用面接で良い人材を見抜くポイントについて経験から学んだ成功例をご紹介いたします。
特に中小企業の経営者の方や人事担当の方には、お役に立てる内容だと思います。
採用面接で、良い人材を見抜くポイント
中小企業の管理職をしていた当時、急激な売上増に伴い採用面接では随分と失敗をしました。失敗を続けたその原因は、実はこんなところにありました。
面接時に重視した点の誤り
皆さんは面接の時、どんな点を重視していますか?
私が重視して失敗した点、それは・・・
スキルを重視すること!
面接をするようになった最初の頃、スキルは採用の有無を判断する最重要ポイントでした。
- 営業力が高ければ、それだけ売上も上げてくれるだろう。
- 資格を多く有しているということは、それだけ仕事も出来るだろう。
しかし優秀な人材であればあるほど、実は自分の会社(中小企業)でなくても、他の会社でも十分能力を発揮できる力を備えています。
中小企業の私の所に面接に来て下さった人たちのスキルを重視したところで、その人たちは他社でも採用通知を得たりしているのです。
また中小企業なだけに労務管理も大手と比べると不十分。スキルの高い人材が他の会社を選んでしまう要素も自分の会社には沢山ありました。
そこでスキルを重視するという考え方を否定してみました。
スキルとは後天的要素であり
実際に経験を積み重ねることよって、ある程度の時間で補える要素
実際に経験を積み重ねることよって、ある程度の時間で補える要素
と割り切ることにしたのです。
面接に来る以上は「多少のスキルや興味はあるだろう。」この程度に抑えることにしました。
判断する要素を変えてみた
スキルを重視しない面接をして優秀な人材を獲得出来るのか?これは相当悩みました。
悩みぬいた結論は、採用判断の要素を「スキル」から「スタンス」へと切り替えることでした。
良い人材を一発で見抜くA4版ヒヤリングシート
ではどんなスタンスを見ることが良いのでしょうか?長い将来に渡って活躍する人材に求められるもの(スタンス)とは何か?
これも相当悩みました。
そして開発したのが、次に紹介する「ヒヤリングシート」です。
A4用紙たった1枚に、次のことを30分間で書いてもらうだけです。
皆さんもぜひ、試してみて下さい。
Q1:あなたは向上心があると思いますか? Yes ・ No
1.はじめに「向上心」について質問します。
Q2:過去の経験(仕事に限らず学校や私生活)で向上心を持って臨んだこと書いて下さい。
Q3:その結果、どうだったかを書いて下さい。2.次に「自立心」について質問します。
Q1:あなたは自立心があると思いますか? Yes ・ No
Q2:過去の経験(仕事に限らず学校や私生活)で自立心を持って臨んだこと書いて下さい。
Q3:その結果、どうだったかを書いて下さい。3.最後に「責任感」について質問します。
Q1:あなたは責任感があると思いますか? Yes ・ No
Q2:過去の経験(仕事に限らず学校や私生活)で責任感を持って臨んだこと書いて下さい。
Q3:その結果、どうだったかを書いて下さい。※「自立心」「向上心」「責任感」の意味について、調べてから書いて頂いても構いません。
自分で書くと、この質問の真意が見えてきます。
~回答とまとめ~
どの設問もQ1は「Yes」と書いてきます。面接の席ですから「No」と書く人の方が稀です。問題はQ2とQ3になりますが、 どう思われますか?
一度試してみると分かりますが面接の時にスキルは低くても、履歴書からは読み取れない意外な一面が見えて来てきます。
30分間かけて書いて頂いたA4版ヒヤリングシートを見て、何を判断すれば良いのでしょうか?
判断材料は会社の方針によって変わると思います。
ですから採用の判断は、その会社により異なって構わないのです。
採用面接で見抜くポイントとは
人材の「スキル」を見抜くことも大切ですが、視点を変えて「スタンス」に目を向けてみて下さい。「自立心」 「向上心」 「責任感」 この3つのスタンスには次の意味が含まれています。
「この会社を大きくしよう!」
そんな野望に燃える人材には、最低限備わっていなければいけないスタンスなのです。
この3つのスタンスが備わる人材は、管理者の皆さんの力となり会社の業績の拡大、そして新規事業の立ち上げなど様々な面で活躍してくれます。
次回はこの「3つのスタンスの意味」について、もう少し細かく解説しながら、この「たった1枚のA4版ヒヤリングシート」が入社後にどのような効果を発揮するのかを説明したいと思います。
この記事の投稿者: 大島 克之
コメント