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みなさん、こんにちは! gamba流編集部のコージです。

今回はこれまでにも何度か投稿しているTEDに学ぶチームビルディングです。
紹介するのは、自身、指揮者でありコンサルタントにも携わっているイタイ・タルガム氏による『偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ』。こちらを教本にチームビルディングについて考えてみます。

実は私、あまりクラシックは詳しくないのですが、指揮のスタイルもいろいろあるのですね。勉強になりました。この動画ではリッカルド・ムーティ、リヒャルト・シュトラウス、ヘルベルト・フォン・カラヤン、カルロス・クライバー、レナード・バーンスタインといった指揮者の指揮を紹介し、それぞれの違いからリーダーシップについて語っています。

各々の個性的な指揮スタイルをリーダーシップに置き換えていくと……みなさんも経験されているような「あるある感」を持って理解できるから不思議です。

では早速、見ていきましょう!
(ちなみに、それぞれの指揮スタイルを断定・否定しているわけではありません。あくまで指揮者の指揮からチームマネジメントを考えてみるということで、ご了承ください)

強固なトップダウンのムーティ型/放任主義のカラヤン型

ムーティは、楽曲をイメージ通りに弾くよう団員に命令するような指揮スタイルです。組織形態に言い換えると、ワンマンなリーダーが指示をトップダウンで伝えて有無をいわさず動かしていくイメージ。

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リーダーの下に属している各々(ここでは団員)は、その指示を実行すべく強いプレッシャーを受け、がっちり管理された状況にあるように見受けられます。

ムーティとは打って変わって、カラヤンの場合は目を閉じてアイコンタクトはなく、手の振りもあいまいで明確な指揮をしません。カラヤンは「明確な指示を与えることは害である」と語ったそうです。これは一見すると自由な状況にあるといえますが、団員は演奏にあたってカラヤンの意図を推量するしかありません。

組織形態としては「お前たちに任せた!」的な放任スタイルと言えばいいのでしょうか。しかしそこでは目的や方向性は一切伝えられていません。

リーダーの意思が明確でないため各々がどこを向いて仕事をしていいのかが分からず、プロジェクトが迷走する可能性をはらんでいる状況……。

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タルガム氏が指摘するように、こうした状況も団員には心理的にプレッシャーとなり「ムーティのケースとは別の意味でのコントロール下にある」といえます。


メンバーの自律を引き出すクライバー&バーンスタイン型


この動画の冒頭で紹介されているクライバーは、動画中盤では身振り手振りの大きな指揮が見て取れます。その指揮スタイルは団員に指示を出しているというよりも、団員各々が持っている楽曲イメージを引き出して、彼ら自身の解釈で演奏を促すように導いている感じがあります
オーボエ奏者のソロパートでは指揮を一切せず、オーボエ奏者に演奏を委ね、自身その演奏に魅了されているシーンが印象的です。

クライバーと同様とも言えるのがバーンスタインです。途中から指揮棒を振るのをやめてしまい、手振りだけとなるその姿は、「あなたの演奏を聞かせて欲しい」という団員へのメッセージとも受け取れるのです。

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 クライバーやバーンスタインの指揮を見ていると、チームメンバーを盛り立てながら、各々が能力を発揮できるよう活躍の場をつくることに努めるリーダー像が思い浮かんできました。

場をつくることで各々が自律的に動く組織となれば、チームメンバーは単なるメンバーから、プロジェクトを遂行するパートナーとして成長する可能性もあります。

「では早速クライバーやバーンスタインを目指して、うちもチーム改革を……」というのは難しいですよね。そこでまずはこのTEDを共有してみるのはいかがでしょうか。gamba!をお使いの方はもちろん日報で! チームや組織のいまの状態がどの指揮者スタイルかをざっくばらんに話してみるといいかもしれません。

最後に。この動画では終わりにもうひとつ演奏シーンが紹介されます。ぜひご自身で確認してみてください。チームの理想的な形が示されています!

※この動画の具体的な内容を知りたい方は、参考とさせていただいた『イタイ・タルガム: 偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ』 をぜひご覧ください! 
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この記事の投稿者: gamba流(ル)編集部 コージgamba流(ル)編集部 コージ