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みなさん、こんにちは! gamba流編集部のコージです。

今回はたびたび投稿しているTEDに学ぶシリーズから、ダニエル・ピンク氏による「 やる気に関する驚きの科学」をご紹介します。

この動画では、ルーティンな仕事はさておき、創造性を必要とする仕事では、インセンティブ(報酬)を与えても成果がよくなることはない、と語られています。

では、何が影響を与えるのか。キーワードは内的な動機付けです。

自由度の高い働き方を実践する企業が増えている

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Googleの20%ルールはご存知の方も多いと思います。勤務時間の20%は職務を離れて自分のやりたいことに取り組むことができるというものです。

こういった例はほかにもあり、例えばオーストラリアのソフトウェア会社では、年に何度かエンジニアに24時間を使って自由に開発するという機会を与えているそうです。またアメリカには「完全結果志向」として、スケジュールもなく、出社時間は自由、仕事を成し遂げればよいという会社もあるのだとか。

この会社がどうなったのか。ダニエル・ピンク氏によれば、生産性が上がり、雇用期間が長くなり、社員満足度は上がり、離職率は下がる、といいことづくめのようです。

最近ではこういった通常の働き方にとらわれないスタイルが少しづつ広がってきているように思います。ではなぜこういった自由度の高い働き方を実践する企業が増えているのでしょうか。

それは自主性を重要視しているからだとダニエル・ピンク氏は説明します。

自主性が現在のビジネスにおいてどれだけ重要なのか。その比較としてインセンティブによるビジネスとの差についてダニエル・ピンク氏は語っているのですが、みなさんはどう思われますか。

インセンティブはどの程度、仕事の結果を左右するのでしょうか。 

創造的な仕事にインセンティブは無意味だった!?

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答えにはイエス、ノー両方の答えがあるようです。



「タスクが機械的にできるものである限りは報酬は期待通りに機能し、報酬が大きいほど パフォーマンスが良くなった。しかし認知能力が多少とも要求されるタスクになると、より大きな報酬はより低い成績をもたらした」

つまりルーチン的な仕事、ルールを覚えてしまえば誰でもできる単純な仕事ならインセンティブの果たす役割が大きいということです。一方で創造性を必要とする仕事においては、報酬に釣られて考え方が狭まってしまうケースが見られ、素晴らしい結果を出すことにはつながらないそうです。

創造的な仕事に対しては、インセンティブに起因する「外的な動機付け」より、好きだからやる・面白いからやるといった「内的な動機付け」のほうが大きな成果を得られるのこと(この事例としてダニエル・ピンク氏はマイクロソフトの手がけたエンサイクロペディアを外的な動機付けとして、ウィキペディアを内的な動機付けとして挙げています)。

実はこの「外的な動機付け」と「内的な動機付け」の検証は、過去すでに何度も行われており、科学的にも実証されているそうです。

ダニエル・ピンク氏は、これからのビジネスにおいては自主性のほか、成長・目的が重要であると述べています。


自主性は 自分の人生の方向は自分で決めたいという欲求です

成長は 何か大切なことについて上達したいということです

目的は 私たち自身よりも大きな何かのために やりたいという切望です

振り返ってみて、みなさんはいかがでしょう?

私の場合は「外的な動機付け」と「内的な動機付け」をうまくバランスしていくことが大切なのかな、と思いました。

ちなみに最近の就職活動においては「社会貢献している企業」が学生に人気とも聞きますが、それも稼げる仕事(外的な動機付け)よりも、社会に役立つ仕事(内的な動機付け)という観点から会社を選ぶ学生が増えているためかもしれません。

※この記事で興味を持った方、詳しくは参考としましたTED動画をご覧ください!
「ダニエル・ピンク: やる気に関する驚きの科学」

 


この記事の投稿者: gamba流(ル)編集部 コージgamba流(ル)編集部 コージ