gamba流(ル)編集部の大島です。こんにちは!

今回は管理職の方々に向けたお話しを書いています。
今は管理職ではない方も、いずれはそういうポジションに就くことになると思います。
将来の参考ネタにもなると思いますので、ご一読下さい。

『右腕』と言われる人材に共通するスキル

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今回お伝えする内容は経営者や役員クラスの方、部長や課長といった役職者の方にお伝えしたいお話しです。

『あなたの右腕』と言える人材はいらっしゃいますか?

右腕とまでは言えないにしても、自分と一緒に今担っている事業を推進してくれる仲間はいると思います。その中からゆくゆくは、自分に変わる存在、またはこれからも一緒にビジネスに携わって行ける人材を常に探している方もいることでしょう。

今回は右腕と言われる人材に共通する点、またそうしたスキルや可能性を持つ人材を
短時間で見抜く方法をご紹介致します。

セミナーで色々な説を聞き、ご自分なりの見解をお持ちの方は多いと思います。私もそうでした。その「数多く語られている優秀な人材に必要なスキル」を全て備える人材は、ごく稀でした・・・。

人材選びの失敗談

一見、気配りの出来る人は優秀に見られがちです。接待の席での気遣いや初対面の方への対応など、あなたに代わって接客を任せられる人は『右腕的な存在』と言われがちですが、違いました。これは『営業スキル』であり『右腕的な存在』に必要なスキルではありません。社外対応などの面では優れていても、その人材が必ずしも社内で高い支持を得るとは限りません。

こうして疑問点を一つ一つ潰しながら見つけた、優秀な人材に共通していたスキルはこれです。

シミュレーションスキル

要するに段取りが良くて計画を遂行できるスキルが、右腕と言われる人材に備わる共通スキルです。では、シミュレーションスキルの高い人材にはどのような特徴があるのでしょうか。

私の右腕は鍋奉行

「右腕は鍋奉行?」おかしな表現ですみません。
鍋では季節的に少し早いので、『焼肉』を例えにシミュレーションスキルの有無を見抜く方法をご紹介致します。

皆さんの部下は賢く焼肉が焼けますか?

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写真を見て、食欲がわいてきましたでしょうか?

本題はそこではなく、シミュレーションスキルの有無を見抜くには、部下と焼肉を食べに行くことが一番最適です。上司であるあなたは幹事を一人決めます。お財布の中身だけを気にさせて注文取りや焼肉を焼く行為は全て幹事に任せ、現場を観察していてください。
ルールは一つ
上司は幹事に対して、焼き物の注文や焼き方には一切口出しをしないで下さい。

色々なタイプの人間性を見ることが出来ます。

一般的な優等生タイプ

参加者の好みを考え、バリエーション豊富な注文をとり続け、参加者に「私はあれが食べたかった!」等の不満が出ないように注文内容に気を配る。これは『優秀な営業マン』に必要なスキルです。

右腕に向かない人材

肉ばかりを食べ切れるかどうかも分からずにドンドン注文して、周囲のペースも気にせずに次々と焼き始めるタイプ(笑)。こういうタイプ、必ずいるハズです。これは威勢は良くても右腕には向かない人材です。新規飛び込み営業など、営業の最前線でこうした人材は能力を発揮します。

シミュレーションスキルを備える人材(右腕候補生)

焼肉をおいしく食べるには、焼き方の段取りがあるのをご存知ですか?
1.最初に赤い肉から注文をとり始め、皆に無駄なく行き渡る程度の量を注文して焼き始める
2.次に内蔵肉などの白肉の注文をとり、やはり全員に行き渡る量を焼き始める
3.こうして肉の種類が大まかに一周した段階で、全体の好みや食べるペースを把握する
4.その後、その場に合った注文を決めて、本格的に焼肉の場の演出を開始する
※1~2は炭火焼肉の場合は特に効果的な方法です。

バラバラと肉を頼んで焼くのではなく「おいしく食べる流れ」を知っておくことも大切です。シュミレーションスキルを備える人材は、流れを考えて演出する能力を持っています。
  • 最初に肉のうまみを最大限に引き出して、スタートを成功へと導く。
  • スタートの間に個別の好みや空気作りをリサーチする。
  • 全てを把握した段階で、本気モード(場の演出)を開始する。
焼肉の席でこうした演出をする人間は、どんな場面でも気を抜かず完成度にこだわる『頼れる右腕』になる可能性を秘めているのです。

勘違いされるケース

宴会のプロと言われる方は『最初に大量の肉をいっぱい見せることが大切。』と言います。これは視界に大量の肉を入れることで、食欲をある程度抑える効果がある為、宴会費用の削減効果なども生みます。これはこれで正論ですが、幹事さんを見抜くのが目的の場合に起用する方法です。

焼肉の席の演出を任せることで、仕事では見られない部下の資質を把握することが可能なのです。

~まとめ~

この話に少しでも共感を覚えた管理職の方は、今晩でもスタッフと一緒に焼肉を食べに行ってみてはいかがですか?もちろん、1回に限らず幹事を変えて数回試みることが大切です。

シミュレーションスキルを備えるタイプは、一般的な優等生とは違う焼肉の場を演出します。そこに派手さや賑やかさはないかもしれませんが、全員が『今日の焼肉はおいしかった!』と組織の隅々まで満足する焼肉の場を演出してくれるはずです。

履歴書や業務成績から見抜けない能力を開花させるのは-

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焼肉に限らず、飲み会の席でも部下のスキルを見抜く方法はあると思いますが、焼肉という場は特に若いスタッフの人間性を見ることが出来ます。

こうした場を上手く活用して、履歴書からは読み取れない部下のスキルを見抜くことも大切です。そして意外なスキルが見つかれば、そのスキルを開花させるのが管理職の手腕です

焼肉を一緒に食べた時に発見したスキルがきっかけで、10年後に右腕として活躍する部下が現れるかもしれません。

「たかが焼肉」ではなく「されど焼肉」

幹事を任せた部下の意外な一面が見られて、おもしろいですよ!
 
この記事の投稿者: 大島克之大島克之