こんにちは。gamba流(ル)の武部です。

今回は、横浜のコワーキング施設「mass×mass」とmass×massの入居企業である「gamba」両代表の対談【後編】として、「起業」について語ってもらいました。

>>前回の記事はこちらです

普段様々な起業家と接しているmass×massの代表治田さんと、スタートアップ界隈では珍しい40代の起業家であるgamba森田社長が、お互いの会社員時代を振り返りながら、起業のススメをお伝えします。

今すぐ起業は考えられない方でも、これから先のサラリーマン人生について思うところがある方は、ひとつの考え方のヒントになるかもしれません。

また、少しでも「起業」に興味がある方は9月9日(火)の起業セミナーにもぜひご参加ください!

前向きな選択肢として「起業」のススメ

独立の岐路は40歳

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治田
起業家って若い人から中高年までいてもいいですよね。

森田
そうですね。僕スタートアップの界隈にいくと、どこにいっても最年長なんですよ。40代がそもそも少ないんですけど。IT系のスタートアップで自分たちでサービス立ち上げて、みたいな会社は圧倒的に若い人が多いですね。
 
でも、このままサラリーマンを全うするのか独立を考えるのかの岐路は、だいたい40歳なんですよね。
その人たちはスタートアップという形はとらないんですけど、例えば今まで培ってきたお客さんをつれてデザインオフィスを立ち上げたり受託開発の会社を立ち上げたりもしていて、あまりベンチャーの業界ではみないだけで、それくらいの歳から始める方は多いんですよね。
そういう人たちもここのようなシェアオフィスを借りたりするだろうし、いつかそうしたいと思ってるサラリーマンっていっぱいいるはずなんですよね。

治田
そうですね。東京のコワーキングは20〜30歳代が多いようですが、mass×massのコワーキングの利用者は40〜50歳代が中心です。とは言え起業というハードルは高い。森田さんのような方もいたり、いろいろなモデルをもっと出すことで、「ここだったらそれできるよ!」みたいなことが発信できたらいいなと思ってます。
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つまらない一生か、前向きな決断か

森田
この間夜、会社帰りにね、歩きながら電話している40代くらいのおっちゃんがいて、仕事が嫌で嫌でしょうがないんだって話しているわけですよ。もう早く休みにしたいとか部長のクソな話がさとか、一生懸命話してるんですね。

そんなさ、そんな嫌な仕事を続けながら、つまんない一生を送るんだったら辞めればいいじゃん、と思うんですよ。

治田
でもさ、現実的に辞めない方がいい人もいるじゃないですか。

森田
当然ね、「俺辞めるわ」って辞めていいことってあまりないんだけど(笑)
でもさ、せめてそこから抜け出す方法を考えようよと。グチ言ってるとかそんなことやるんじゃなくて、関係改善とかこれからどうするかを考えるとか。会社に雇われない生き方を目指すんだったらそのための準備をすればいいじゃないですか。
 
僕もそんなハッピーなサラリーマン生活だったわけじゃなくて、かなり挫折して、失敗した経験も多いんです。で、あるときから俺はサラリーマン辞めようって、ここでは生きていけないって思っていろいろ準備始めたわけですよ。3年かけました。
ちょうど40歳くらいですよ。いろいろ追い込まれてサラリーマンやめようって思って今に至るみたいな。
 
例えば嫌な人がいたとして、その人を訴えたところでいいことないじゃないですか。消耗するだけですよね。そんな人がいても適当に受け流して独立の準備する方が前向きじゃないですか。後ろ向きの戦いするよりは前向きにいこうと思って。

治田
あいつに負けてなるものか、というのは大事ですよね。ひきずりおろすとかじゃなくて。

森田
結局最後に笑ったやつが勝ちなんだと思って。
自分が独立して半年くらいたったときに、もしこの会社がうまくいかなかったとしても、これだけたくさんの人と知り合って、いろんなことをやってることをみせていたら、拾ってくれる人が1人くらいいるんじゃないかと(笑)それでいいんじゃないかなと思いますね。

治田
そうですね。でも社長になっちゃったら拾われずらいですよね(笑)

森田
そのときは、もう何でもやりますという姿勢で(笑)
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森田
だってさ、ほんとにいっぱいいるんですよ、社内でくすぶってる奴って。いつも上司の愚痴とか、辞めたい辞めたいばっかり言ってたり。酒飲みながらグチるの嫌じゃないですか、すっごい嫌で。

成功するとして、会社で偉くなったとしてもコイツみたいになりたくないって思う人もいるわけですよ。偉い人が自分の部屋でテトリスやってたりね。

治田
私も昔そういう人みたことあります。肩書きがついてるけど、一日中囲碁やってたりね。お金もらってこれやてるんだ…と思いますよね。

森田
そこまでいけばいいですけどね(笑)テトリスやる立場までになるのは一つの成功モデルと言えるかもしれないですけど、そうならない人の方が多いじゃないですか。

治田
だからやっぱり自分がこうなりたいという人に出会うとか、こうゆう生活をしたいって思うんだったら、一回今のところから目線を外して、起業家ってゆう選択肢もありなんじゃないかと。
新しく見えてくる世界もあるし、知り合いも人もたくさん増えるじゃないですか。チャンスがあるならやった方がいいですよね。例えば今度のセミナーみたいな起業イベントに参加してみるとかね。 

遅すぎることはないけど、体力のある内に

森田
後押ししてくれるものがあるなら利用した方がいいですね。起業するのに遅すぎることはないけど、もし僕が10年後に起業するとしたらそんな体力ないと思うんですよ。

治田
確かに、体力だいぶなくなりますね、この1年1年がすごく大事(笑)

森田
僕の場合、ここに来た当初は朝8時半から夜10時まで、1日中机でコード書いてましたからね。
創業する前も夜11時くらいに家に帰ってそこから2時までプロトタイプつくったり。 そんなハードなこと10年後は絶対できない。

治田
目標に向かってやるという姿勢がすごいですね。誰に頼まれたでもないですからね 。

その一歩を踏み出すかどうか、今回のセミナーでもそうゆう仲間に会いに来るような気持ちで、気軽に参加してもらえたらうれしいですね。

森田
起業家だって大変なこともたくさんあるけど、会社でくすぶってる人がいたらぜひ起業も考えてみてほしいですね。酒飲んで愚痴るよりは絶対楽しいから!
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横浜の起業を盛り上げる3社セミナー

【概要】
日時:2014年9月9日(火)17:00〜20:00
対象:事業を開始した創業者の方、士業の方、事業支援系の業者の方
定員:30名
会場:mass×mass関内フューチャーセンター
参加費:無料

お申し込み&詳細はこちらから。


森田昌宏
株式会社gamba代表取締役社長 
北陸先端科学技術大学院大学で情報技術を専攻。卒業後NTT研究所で研究主任として暗号技術の技術開発を経験。その後NTTコミュニケーションズの経営企画部、㈱Klabでプロダクトマーケティングと新規事業立ち上げを担当。楽天トラベル株式会社では事業戦略部において経営管理を担当。楽天の日報活用する文化に着想を得て2012年12月に一人でgamba!を開発、以降多くの企業やチームから支持をいただきgamba!を法人化。

治田友香
関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役社長
長谷工コーポレーション入社後慶大院政策・メディア研究科修了。並行して日本NPOセンターの立ち上げなどにかかわる、シーズ・市民活動を支える制度を作る会などを経て関内イノベーションイニシアティブ立ち上げに関わる。2013年6月より現職 

この記事の投稿者: BE-TAKEBE-TAKE